地球研時代,5年くらいの長きにわたってお世話になった.所長だったので何となく構えてしまい,腹を割ってお話することができなかったが,亡くなってみて自分の人生の師の一人だったと実感した.日高先生はエッチでチャーミングでとぼけていて研究所の誰からも慕われた.その悠然とした感じは,物事論理でつきつめたってそう分からないこと,時間をかければ次第に分かってくることを生物との付き合いから知りつくした日高先生だからこそであったのだと今になって思う.会の後ろに陳列された膨大な著書に圧倒された.「使命感ではなく,楽しさを求めて科学をやる」.そのことは胸に刻んで後進に伝えていきたいと思う.日高先生ありがとうございました!!


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